
12月19日(日)に開催された第7回JDAディベートセミナーの報告をさせていただきます。
当日は、年末の忙しい時期にもかかわらず、25人の参加者がありました。西は大阪、愛知から、東はつくばからと幅広い参加でした。年齢も、高校生から40歳台の方まで、幅広い構成で、いかにもJDAのセミナーという幅広さでした。
参加の動機は、高校でディベートサークルを作りたいので、基礎を勉強に来たという人や、社内の研修でディベートにふれ、興味を持ったので、さらに詳しく学びたいという人、対人交渉力をのばしたい人など、様々でした。
今回は、JDA理事で東大助手の矢野善郎氏を講師に迎え、午後からは矢野氏に加え、JDA理事の安藤温敏氏と、安井がチーム別の指導とジャッジを行いました。
午前の講義では、参加者の自己紹介に始まり、ディベートの定義と性格、教育としてのディベート、論証のやり方の基礎、政策ディベートの主要論点、フローの取り方など、議論を的確に行うための技術的事項やフォーマット等についての講義を行いました。練習問題等も含め、受講者の講義への参加も活発でした。
午後からは、6チームに別れ、サマータイム制度の導入についての政策ディベートを行いました。準備時間が約1時間半と短かったため、準備が大変だったと思いますが、相当のレベルの試合がなされたと思います。最後に、各種のディベートサークルの紹介や、JDAの春の大会のお知らせをして終了しました。
参加者からも大変好評で、アンケート結果では、また機会があったら参加したい、今後も続けていきたいという声がほとんどでした。今後の提言としては、東京以外の場所での開催や、アドバンスのコースの新設という開催形態に関係するものや、準備時間を長くして欲しい、論題を変更して欲しいなどのセミナーの内容に関するものがありました。
第8回ディベートセミナーは、2月13日 (日)に開催されます。興味のあるかたは是非ご参加ください。また、長年の懸案であった、関西での開催についても現在検討中で、詳細が決まりましたらまたご案内させていただきます。
以上で報告を終わりますが、以下にアンケート結果の抜粋を掲載しておきます。
安井省侍郎(JDA理事)
アンケート結果の抜粋
○ディベートに対する誤解が消えた。誤解とは、ディベートは勝つことを目的としたゲームであるという認識。(千葉県、会社員)
○まだディベートというものが分からない所があるので、もっと努力したいと思います。そのためには、大会を見に行きたいと思います。(埼玉県、大学生)
○是非Debateについてもっと勉強したいと強く思いました。機会を捕らえて今後も参加させていただきたいと思います。(茨城県、会社員)
○ディベートというものが相手を生みまかすことが目的ではなくて、第三者に自分尾意見に同意させるための手段の一つであるということがわかり、よかったです。ディベートの大会に参加するのは無理ですが、機会があれば大会を見せてもらってこれからの参考にしたいと思います。(大阪府)
○自分の意見(論理)の中には、随分と無駄な事が多いのだな、と思いました。また自分の中では周知の事実と思っていても、一般的でない、当然みなもそう思うであろうと思うことがそうでない。それを言葉で伝えるのは非常に難しいなと思いました。それを気づかせてもらって、非常に良い経験をしたと思います。(東京都、会社員)
○研修に活用することを目的に受講したので、ディベートを体系的に学習したかった。目標は達成したと思う。今後は、「どのように学んでいけばよいか」という受講の目的を達するように努力したい。(東京都、会社員)
○実際にディベートをやってみて、その難しさを実感しました。来てみて良かったと思います。(大阪府、会社員)
○1日かけてDebateについての説明を受けたのは初めてなので、いろいろと新鮮な発見がありました。あと、やはり、ディベートはたくさん経験を積むのが一番と思いました。(東京都、会社員)
○前半の話を聞いて、わかったつもりだったが、後半の実践では、本当につもりだったことがわかり、難しさがわかった。もっと経験を積み重ねて、本当に分かるようになるまで頑張ってみたいと思う。(千葉県、高校生)
○試合の時にあがってしまい、あまり自分の主張をいうことができなかった。今後、この点を改善したいと思っている。また、ディベートに対する意味や価値観がこの講習で変わった。(千葉県、高校生)
○初めてのディベートでなかなか大変でした。しかし、今回行ってみて、 面白味を感じましたので、またやってみたいと思います。今日は、ディベート理論のさわりの勉強をさせていただいたのですが、もっと深く行ってみたいいです。(神奈川県、会社員)
○今回初めてディベートをやってみて、感動しました。普段全く論理的に考えていなかったので、論理的に考える大切さを学びました。これからも続けていきたいと思います。(神奈川県、大学生)
○ポイントをつかむのがとても難しかったです。何を話し合えばよいのかとか、相手に対してどんな疑問をぶつけるべきかということには技術か練習が必要だと思いました。(埼玉県、教員)
○非常に収穫は 多かったです。前回のセミナーの時、ディベートで私は負けているのですが、今回そのおかげで開いての発言に注意深くなったようです。(千葉県、高校生)
○自分としては客観的に論じたと思っても、他人にきちんと伝わっていないということが実感できた。(東京都、公務員)
○自分が初歩的なミスをしていることを指摘されるまで気づいていなかった。今回のミスをきっかけに、自分の言うことを一歩下がって見当してみることの必要性を感じた。(山梨県、大学生)

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